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Q. Word(ワード)でセクションや改ページを一括で取り消す方法はありますか?

A.文書作成の書式設定においては、キリの良いところから次のページにする「改ページ」の他、一部分を段組みにする、一部のページの印刷の向きを変更する、さらに章立てした文書のヘッダーフッターを章ごとに変える等の場合に設定する「セクション区切り」の機能を利用されると思います。
セクション区切りを一箇所ずつ削除する方法は、ホームタブの[編集記号の表示/非表示] をオンにすることでセクション区切りを表示しDelete(デリート)キーで削除するという方法があります。
セクションの例として段組みをし、何回か変更作業をしてから1段に変えたものを下図に表示しました。段区切りは1段に変更になってもセクション区切りの設定は残ったままになっています、このように不必要なセクション区切りが残ってしまうと後の編集に支障が出るかもしれません。

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複数ページにわたり解除の箇所がある場合は、置換機能を使うことでまとめて一括削除ができます。
ホームタブの「置換」をクリックするか「Ctrl(コントロール)+H」で「検索と置換」ダイアログボックスを表示します。
「置換タブ」の〔あいまい検索〕のチェックを外すと「特殊文字」がオンになります。

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セクション区切りまたは任意指定のページ区切りなど必要なコマンドをクリックしてください。
例としてセクション区切りをクリックすると、「検索する文字列」欄には「^b」が入ります。「置換後の文字列」欄には何も表示されていないことを確認して「すべて置換」をクリックしてください。

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特殊文字から入力される文字は下図の通りです。

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Q.Word(ワード)で、質問項目に○を付けるのに、図形(オートシェイプ)の楕円を使いました。そうしたら、○を文字に掛けるたびに、文字の列やバランスがくずれていまします。解決する方法を教えてください。

表内の文字の配置で垂直方向が[上揃え]以外だと、文字列が動いたり、バランスが崩れたりします。
また、配置で[上揃え]にしても、図形(オートシェイプ)を表内で移動した場合、勝手に飛んでいったりすることがあります。
これは、表内に図形(オートシェイプ)を入れたときになる仕様(バグ)みたいなものです。

【解決方法】

まずは、

Word(ワード)2010の場合

[ファイル]タブ→[オプション]→[表示]→[アンカー記号]にチェック

Word(ワード)2007の場合

[オフィスボタン]→[Wordのオプション]→[表示]→[アンカー記号]にチェック

Word(ワード)2003の場合

メニューの[ツール]→[オプション]→[表示]タブの[アンカー記号]にチェック

が入っていない場合は入れておいて下さい。

次にオブジェクト(イラストやテキストボックス等)を選択するとアンカーが表示されます。
表内に入れたいオブジェクトのアンカーを表とは関係ないところに置きます。

表内に入れたいオブジェクトを、右クリック。

Word(ワード)2010の場合

[その他のレイアウトオプション]→[位置]タブ→[アンカーを段落に固定する]にチェック

Word(ワード)2003、2007の場合

[オートシェイプの書式設定]→[レイアウト]タブ→[詳細設定]ボタン→
[配置]タブの[オプション]にある[アンカーを段落に固定する]にチェック

を入れて固定させます。表内に入れてもレイアウトが崩れなくなります。